ボージャック・ホースマンがついに終わる
皆さんは映画やドラマにおいて、どんなものが好き?と聞かれたら、なんと答えますか?
私は悲しいものが好きと答えます。
ハッピーエンドよりもバッドエンドの方が大の大大好きです。
その方が現実を突きつけられた感じがしていいじゃないですか。
そんな私がこれ以上なくハマったアニメシリーズがこの大傑作
ボージャック・ホースマン
落ち目のセレブである馬がハリウッドを舞台に描かれる最高で最悪に気が沈むお話。
普段アニメはそんなに見ないんですが、これは見て良かった....本当に....
シーズン1出た時からずっと追ってます...
日本ではそんな知名度ないと思うんですけどね...もっと注目されるべきですよ。
こんな"悲しみを徹底的に描いた"アニメは世界のどこを見渡してもないですね。
日本のアニメは世界でもトップかもしれませんが、ボージャックのようなブラックな笑いを含みつつ、悲しみを真っ向から描けるのはさすがアメリカだなと思いました。
*以下、シーズン5までのネタバレ込みで書いてます。
演出がとんでもない
シーズン3の4話では水中でのお話でエピソードほとんどセリフなしで進んだり、シーズン5の6話では母の葬式でボージャックが延々とスピーチをするだけで終わったり、実写では難しいことをアニメならではの演出で魅せてます。
車ごとプールに突っ込むシーンや、サラ・リンが亡くなるシーンなどなど、演出が秀逸です。
シーズン3の12話の"どこ行くの"と聞かれたボージャックは"分からない"と答えるシーンは『アラビアのロレンス』へのオマージュ。
シーズン4の7話では登場人物の"人"としての本性が滑稽に描かれていく辺りはたぶんルイス・ブニュエルの『皆殺しの天使』のパロディ。
他にもたくさんの映画やドラマのオマージュが多いです。
まぁハリウッドを描いてるアニメだから、そりゃそうなりますよね(笑)
などなど、例を挙げたらキリがないですが、とにかく普通のアニメの域を超えています。
登場人物が濃い
ダイアン、ピーナツバター、キャロライン、トッドをはじめとする濃いキャラクターたち。
ナオミ・ワッツやジェシカ・ビール、ラミ・マレックなどなど超一流の俳優までもゲスト声優として参加してたり、とにかく登場人物が濃い。
ただその中でもボージャックが1番濃い!!!
ボージャックに感情移入しまくりの視聴者はファイナルシーズンとなるシーズン6、果たしてボージャックが幸せになれるのかどうかが1番気になる部分です。
ファイナル・シーズンとなるシーズン6
さてさて、どれだけこのショーを愛してるか書いてきましたが、いよいよ本題です。
ついに終わるんですよ...ボージャック・ホースマンが...
本来ならNetflix Japanから出る日本語字幕の予告を貼るべきなんでしょうが、出るまで待ってられません。
英語が分からなくて何言ってるのかわからなかった、って人も以降も読んで頂ければ内容がわかると思います。
信じられません....ついにこの時が来るとは....
『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ 』なども最後を迎える時はロスが半端じゃなかったですが、今回は冗談じゃなく人生も終わるんじゃねぇかってレベルで寂しいです。
ここ数年はボージャックと共に歩んできたと言っても過言ではないです。
予告を見てる時も震えが止まらなかったです。盛ってるのではなく本当に。
実際に最終話見たら、震えすぎて地震起きるんじゃないかってくらいです()
泣き叫ぶでしょうね。
まだお別れの準備はできていません。。。
ファイナルシーズンの内容は?
予告はボージャックがダイアンにセラピーの一環として手紙を送るところから始まります。
シーズン5ラストでリハビリ施設に入ったボージャックでしたが、セラピーは(予告ではうまくいってるよ!と言ってましたが皮肉っぽい)果たして順調なのか?
嫌いなハニーデューメロンを見るシーンは健在(笑)
キャロラインは育児に仕事に悪戦苦闘
トッドはどうやら彼の母親について描かれる模様
ピーナツバターは
"幸せそうにしてる人が実は1番悲しい人なのよ" と言われ
"俺幸せそうにしてる(それって俺のことじゃん)!!"
とめちゃくちゃ刺さる会話をしており、彼もまた人生がうまくいかない模様が描かれるのかなと。
ピーナツバターはショーが進むごとに魅力が増していった、番組きっての素晴らしいキャラクター変遷の持ち主。
最初はただおちゃらけているユーモア担当でしたが、徐々に徐々に暗い面も描かれるようになり、味のあるキャラに推移していきました。
今後も彼がどう変わっていくのか注目。
ダイアンは近況について詳しく語られなかったものの...やはりうまくはいってないのかなと...
"俺のストーリーは全く良くならない"
"何も変わってないんじゃないか"
"もっと早くから(リハビリを)してたら良かった"
"何年も惨めに無駄にしてきた....でもそれがあるべき姿だったのかもな"
"でもこんなことはもうやめたいんだ"
などとボージャックは語っており、やはり最後のシーズンもボージャックの悲痛な人生をマジマジと見せられそうです。
平常運転ですね、、、
やっぱりボージャックには幸せになってほしいし、そうあるべきです....でもこれはボージャック・ホースマン....果たしてどうなるのか。
気になって仕方ないです....
ファイナルシーズンは前半が10月25日、後半が来年1月31日に配信とのこと。
感想は来年、全部見終わってから投稿したいと思います。
とにかくこれでついに終わってしまうボージャック・ホースマン。
シーズン10くらいあってもついていけるくらい大好きなシリーズなんですが、ついに完結します。
見る前に今までのエピソード全てをまた見返して、復習するのも良さそうです(もう何往復目かわかりませんが)。
幸せになろうともがいてるみんなは、果たして幸せになれるのか?
見届けましょう!!!
愛してるぞボージャック
映画,海外ドラマ,洋楽に関するブログ開設
はじめましての方も、もしかしたらはじめましてじゃない方も、こんにちは。
映画,海外ドラマ,洋楽に関するブログ開設しました。
普段は
でLOONAというK-POPガールズグループのことを書いてます。Rippieと申します。
本来そのブログでは趣味全部混ぜて書こうと思ってたんですが、LOONA以外について書くのはちょっとな、、、と思い始めてきたので、違うブログで書いていこうと思い、開設しました。
あっちはLOONAの人気を高めたい!と思って書いてるのに対し、こちらのブログでは完全に趣味目的でやっていこうかと思います。(一種の自己顕示欲もあるかも?(笑)
よろしくお願いします。